18歳の若者を迎えに少年院に。
忙しい日々の中、一人、また、一人新しい出会い。
この若者も、親からの助けを得れず、
これからは、ワンルームで、自立の準備期間。
起こしてくれる存在。当たり前にあたたかい食事を出してくれる存在。いつでも、話したいときに話しを聞いてくれる存在があることは何と幸いでしょうか。
スタート地点で実際にハンディがある子ども、若者たちがいます。
ワンルームでの暮らしは快適な面はありますが、孤独な面や過酷な面もあります。
しかし、目標に向かって頑張ってほしいものです。
どこの少年院かいえませんが、すごく少年たちから、信頼されている教官がいます。愛着の課題のある少年・若者たちが社会に出たあと、苦労しないよう、あえて、彼らに愛着障害について、在院中に、学びの機会を設けておられ、彼らは、その学びから、自己の課題と向き合っていることが会話から推察できます。
以前に迎えた少年も同じ課題をもち、また、同じ少年院で同じ教官から、愛着について、学びを受けていました。愛着について学んだからといって、問題や課題が解決するわけではありません。しかし、自分の心の中で起きている心の動きについて、「何が起きてるか」は掴めることが出来ているように彼らと接する社会での場面場面で感じています。
私たちも自立援助ホームで関わる子どもたちの中に、愛着の課題を抱えた子達が多くいます。いや、ほぼ、すべての子どもたちがそうと言えます。しかし、援助ホームの処遇の場で子どもたちに愛着について学びの時を設けてはぃません。
考えさせられ、学ばされることがたくさんあります。
さて、本日迎えた若者は、これから、節約しながら、自立を目ざさねばなりません。そんな彼に、やかんを届けてきました。お茶を沸かせば、節約が出来るからです!
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