NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

卒業生のアフターフォローや、電話相談、自立援助ホームの宿直と続いています。

卒業生のアフターフォローや、電話相談、自立援助ホームの宿直と続いています。

入所調整のあった少年の面接に市内まで出掛け、また、卒業生のアフターフォローや、7年前に自立準備ホームから自立した人の電話相談、自立援助ホームの宿直と続いています。

写真の麻婆豆腐は、自立を目指す少年の手作りです。

彼は司法の枠でホームに入所しています。熾烈で過酷な被虐待経験があり、彼の受けた過去の記録を読み、ケースワーカーが涙したと聞きました。週5日ほどすごい寝汗で虐待のフラッシュバックで目が覚めてしまうと彼は言います。

話しを聞くくらいしか、今はできません。

彼が自作の麻婆豆腐を私のためによそってくれましたので 美味しい、美味しいと言って、ペロッと平らげました。

事実、美味しかったです。

肉体労働をしている彼ですが、仕事が続きそうと思えば、つまづき、それでも、また、何とか続ける、そんな日々を送っています。

目の前の事象に一喜一憂することなく、上がり下がりを経て、人は安定していくのだからと
胸に言い聞かせました。

そういえば、現在、18歳で介護の仕事をしている少年と昨日、一緒にモーニングに行きました。

仕事が長続きしなかった彼が今は一年仕事が続いています。貯蓄もぼちぼち、出来つつあります。自立準備ホームで一年いて、17歳になり、自立援助ホームでお世話になり、18歳になり、現在はステップハウスで真の自立の目前にいます。

彼との思い出をたぐり寄せると、やはり、人は順風満帆には行かない。

仕事を探して、辞めてきて、頭を抱えて、また、見つけ、また、辞めてくる。そんなことを経て、いまの一年以上続く、職場に恵まれました。

これから、就労定着を目指す少年との関わりの際、いつも、このことを心の片隅に思い起こしていないと、一喜一憂してしまいます。

話は代わりますが、水曜日は熊本少年友の会総会で講演させて頂き、かねてから、見学したかった熊本市の自立準備ホーム・グループホーム「NPO法人オリーブの家」に見学に行って来ました。

Comment On Facebook