この3月に、2人の青少年が(十九~二十歳)自立します。一人は隣の県に。もう一人は、近所のアパート。
2人ともそれぞれが、家庭内での激突や問題が起こり、当ホーム(1Rでの暮らし)に入ることになりました。
家庭内暴力や家族からの金銭搾取、その渦に巻き込まれ続けば、惨事になっていたかもしれません。
このコロナ禍で、仕事面においても、住まいの面においても、駆け込める場所がなく、緊急的な保護でした。
2人とも年齢が18歳を越えていたので一時保護等の児童福祉制度の枠組みから外れ、また、当法人運営の自立援助ホームも常に満床であることから、自主事業である、1R7室の空部屋で迎えました。
2人とも約半年、ホームに住みましたが、運転免許も取得し、少々貯金も出来、それぞれが新しい自分名義の住まいを手に入れました。(1人は引っ越し完了、1人は4月一日で引っ越し)
そして、また、入れ替わるように、この2月、3月と同じような課題を抱えた、10代、20代の青少年が立て続けに1Rのホームでの暮らしをスタートすることになりました。
このようにして、家庭が安心安全な場所でなく、そのまま居続ければ、惨事になっていたかもしれないケースを迎え入れ、
安心安全な住まい+居場所(職場)+職業選択の幅を拡げる「資格取得支援」をすることが出来たのは、ゴールドマン・サックス第二フェーズ【https://www.info.public.or.jp/gs-kodomo2】
の緊急支援を(事業期間2020年10月~2021年3月末)受けることが出来たからです。
支えがこのコロナ禍でも、「居場所」を生み、支えが未来の「支え手」を育むことを信じ、若者と共に歩んで行きたいと思います。
Comment On Facebook