昨年、関東在住の少年が関東圏にある少年院から出てきて、大阪で一人暮らしをはじめました。

知人を通じて、彼のサポート依頼があり、定期的に会って、話を聞いたり、私たちの事務所の近くに来てもらって一緒に食事をしたり、彼にとって、良き話し相手、良き相談相手となれることを目指して交流してきました。

大切なのは、大人に頼ったら、話を受け止めてもらえ、また、解決のヒントをもらえると思ってもらえること。

先月は、塗装の会社で、バイトの経験もさせてもらいました。

そして、現在、個人的に悩み事がある彼は、自ら、その社長さんに連絡し、会って話を聞いてもらい、自分で、大人にSOSを出せるように成長しつつあります。

一人の人が犯罪から遠ざかれば、加害も被害も減ります。

相談する大人がいなかったり、相談する相手を間違えれば、一瞬で、犯罪に結び付いてしまうことがあります。

チェンジングライフでは、ホームでの受入れだけでなく、非行からの離脱を願う若者の心の居場所づくり(相談相手)を通して、少しでも、加害や被害が減って、笑顔が増える社会を目指しております。