NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

ワンルームの自立拠点を整備

ワンルームの自立拠点を整備

頼れる大人や自立拠点(住居)を喪失した少年のために、ワンルームの自立拠点を整備していますが、10月に入り、新拠点を増室したので、今日は、電化製品や布団などを購入しに行きました。

写真の食事は、自立援助ホームで提供している夕食です。
明日は、某県の鑑別所に面会に行きます。

夜は合同食事会があり、また、自立援助ホームの宿直、そして、ワンルームの自立支援ホームの巡回をスタッフで手分けして行います。

この報告を打っているときに、遠い遠い日本の果てにいる青年から電話がありました。
彼は、某少年院を出て、その地で住込み就労をしています。

少年院生活にはみ出てしまい、単独室で過ごす日々が多かった彼ですが、ベテランの統括の愛の関わりで、荒んだ彼の心は潤いを取り戻したそうです。

暴力団の世界に戻らず、今は、住込み就労先で踏ん張れるのはそのベテラン統括の顔を思い出すからだと言っていました。

実は私も少年時代、その統括に目をかけていただいていました。もう20年前の話です。こういう話しを聞くと、人間て捨てたもんじゃないなあ、人と人との出会いって捨てたもんじゃないなあと心が少し震えます。私は、彼の話に心からうん、うんと頷いていました。

あの頃、そのベテラン統括をはじめ、静岡県立大学の津冨先生やここでは、名を上げたらきりがない、沢山の個性豊か過ぎる、教官がいました。

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