少年院を出てきて一年経過し、成人後、逮捕され、保護観察付執行猶予でチャンスを与えられた青年が先日ホームに入所しました。
夏に任意保護しましたが、再使用があったため、ケースを個別に考え、弁護士さんと相談した結果、自首をすすめ、彼は応じました。
一般就労はすぐには難しいことと薬物の後遺症等で通院の必要性があり、生活保護申請を弁護士さん同行のもと立ち会ってきました。
こういったケースにおいては、受け入れ先が本当にありません。
また青年が過去、依存症リハビリ施設を飛び出しのと本人のリハビリ施設での生活に対する心の準備が整っていないため、さらに受け入れ先はなくなります。
私たちの法人では、自立援助ホームの運営で現在は手一杯なため、障がい者グループホームの機能を持ってぃません。
青年は被虐対や発達特性上の課題もあり、年齢がもう少し若ければ、自立援助ホームの支援対象者となっていたことと思います。
お金にならないから、支援に乗り出せないのは、悲しいので、空室状況やマッチングを鑑みて、寄付や助成金を用いて、あの手この手で応援しています。
こうした衣食住を伴う心身の住まいづくりへの挑戦、実践にお金がつくようになれば、支援体制を強化でき、青年の立ち直りを阻む壁を崩す助けが加速できるのにと、本音では思います。
何より青年が先日ぐっすり寝ることが出来たと報告を受け、スタッフみんなで喜び合いました。
写真の料理の一部、青年にお裾分けしました。
同行してくださった弁護士さんに感謝します!
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