NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

生きづらさを抱えながら、一進一退。

生きづらさを抱えながら、一進一退。
自立援助ホームで暮らすC君は今年、成人で、先日、成人式に出席してきました。
「成人式どうやった!?」
「よかったです。楽しめました!」
「良かったなあ!Cのスーツ姿や式の様子、写メ送ってえや!見たいわあ!」
「嫌です。恥ずかしいです。」
「………苦笑😅
援助ホームで暮らすこどもたち、それぞれ性格も違い、シャイな子、大人に心を開けない子、会話が苦手な子、元気な子、人懐っこい子。
みな、それぞれです。また、みな、多かれ少なかれ、生きづらさを持っています。
なんなら、私達スタッフも、多かれ少なかれ、生きづらさを抱えているような面々です(笑)まさに傷ついた癒し手を自認しています。
しかし、3年以上、成長を見守ってきていても、スーツ姿の写メを送ってもらうには至らない関係性しか築けなかったのかなと、ちょっと、寂しいような、また、力不足を感じたりしますが、
これから、援助ホームを退所後、
細くとも長い信頼関係を築けていけたらと願っています。
「ワンルーム8室(自立準備ホーム)」
法人借上げのワンルーム8室には、現在、
少年院出身の青少年5名(内1名は短期滞在予定)と家庭で暮らすことが難しい青年3名が暮らしています。
また、近隣で自立している青少年たちのアフターケアにも腐心しています…。
一生懸命、休みも少ないなか、仕事をがんばっている少年。
仕事が続かず、苦しんでいる少年。
3万の家賃の部屋から5万の家賃の部屋に引っ越しして、確実に、生活の質も上げ、仕事が3年以上続き、職場で信頼されつつある青年。
成人して逮捕され、拘置所から出てきて、再び顔を出しに来てくれる青年。
みな、生きづらさを抱えながら、一進一退です。

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