10年ほど前に、40代後半で、準備ホームで、生活されていたYさんから、1~2年ぶりに電話が入った。
確か、準備ホームでお迎えした3人目の方。
今は50代後半になられている。
数年、音沙汰がない年もあり、1年に一回、あるいは、1年に数回、連絡がある年もあった。
あるときは、お金を貸してほしいと言われ、「お金は貸しません。」と答えました。しかし、仕事の面接に使うカッターシャツとネクタイ代がないということで、返していただかなくて良いですと7千円送金したのは、3~4年前だったろうか。
一旦、負のスパイラルに入ると、なかなか、抜け出すのは難しく、今も、気持ち的に、死にたい、楽になりたいと思い詰める日もあるようで、じっと、携帯電話に耳をあて、話しに聞き入っていました。
たかだか、話を聞くだけで、何の役に立つのかと懐疑的になることがあるが、否定ばかりせず、話を聞いてくれる相手が、人には必要だと改めて思った。
何となく、この10年繋がってきたが、
誰かに、話を聞いてほしいときに、耳を傾けれる者でありたいと思った1日だった。
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