鹿児島少年鑑別所主催の研修会において、
非行によって刑事司法手続きに乗った少年と関わる関係機関の方々を対象にした研修会で、県警、検察、鑑別所、児童自立、保護観察所、また、鹿児島大学の先生、ゼミ生等の皆さんに向けて、当法人運営の児童福祉領域の自立援助ホーム、司法領域の自立準備ホーム、また、制度に乗らない私的契約でホームで自立を目指す少年たちの自立を支える活動についてお話をしました。
社会の中で不可視化された生き方について、(少年の視点、民間団体の視点)また、被害者、加害者を減らし、自立を支える活動について、経験を共有させていただきました。
また、熊本県にある本州最南端の少年院、人吉農芸学院において、院生を対象にしたヒューマンスピーチでは、「自由について」また、「非行・犯罪から離脱することによって結果、たどり着ける社会生活の実情」をお話ししました。
院生の方々の質問を受ける中、地域特有の課題や非行等の問題を抱えた少年たちの不安等を聞き、一緒に考え、また、こういう考えもあるんだという一意見を提示させていただきました。
今回、このような機会を与えていただく中で、
関係機関の方々の少年に対する熱い思いや社会内、施設内も含めて、どのように少年たちを支えて、被害者、加害者を減らし、
少年たちが抱える問題性や被害性(虐待や愛着障害)の実情を把握し、よりよい支援に向けての連携、関わり(処遇)の充実に向けて、共に考え、共有し合う、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
県や地域性は違いますが、共に学び合い、意見を交わし合い、ケースを検討し合うことで、県域を越えた連携やそれぞれの少年に合った支援の在り方について、考えを深め、また、顔と顔の見える関係を築くことで、個々の少年にあった具体的な支援を実施するための未来につながる関係を築かせていただくことが出来たのではないかと思います。
このような機会を与えていただき、より一層、
子どもたちの未来を応援する活動を拡充した行きたいと決意をあらたにいたしました。
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