2月6日にシンボジウムを控え、様々な準備や連絡打ち合わせ、また、WEB参加申込者の方々への返信作業等をこなしながらの面談や宿直をしています。
シンポジウムは予定通り開催いたします。
(収容率50%以下での開催)
さて、今日は、卒業して5年になる、24歳の青年が今月始めに失職したため、 住居確保給付金の申請に同行しました。
実は先週も同行して手続きをしましたが、
追加で提出しないといけない書類があったため、土日を挟んで、再度同行しました。
行き道の車内で、彼が少年のときに、入所することになった一時保護所での思い出話になり、
高校退学や審判の話しなど、当時、辛かった思い出を今では懐かしむような感じで話していました。そこに青年の成長を感じました。
出会ってまだ一年くらいのときは、
施設退所や一時保護、補導委託先での辛かった経験を思い出しては感情が高ぶり、涙が頬を伝うこともありました。
生育環境における不遇感が本当に拭えない状態が続いていました。
今も拭えているわけではないと思いますが、面倒見が良いスタッフが彼を度々気にかけたり、当時の付添人弁護士さんがずっとことあるごとに、(今も何かあれば)伴走してくださることもあり、良い意味での「諦め」、今ある人間関係の中で上っていくしかないと踏ん切りがついてきているように感じました。
他のしんどい思いを抱えて生きてきた若者たちを見ていて、「この人間関係で生きていく」という思いに至れたら、少しずつ、若者は生活は安定していくように思います。
彼と話しながら、改めて、
応援者である、我々は「細く、長く」でしか、
関われていないなと無力を感じました。
ともかく、まず、3ヶ月の住居確保給付金(家賃支援)の支給決定がなされ、再び、就労定置に向けて再スタートがきれるよう、サポートして行きたいと思います。
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