NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

北海道の少年院

北海道の少年院

今日は、朝早くから起きて、
空港に向かい、北海道の少年院へ行きました。
確か五年前に来たときは、直通便がありましたが、今回は、乗り継ぎで半日がかりでした。

最小の効果のために最大の犠牲を払えとは、
教誨師の大先輩のお言葉でした。

深い関わりが以前からあった少年です。

また、この少年が社会にいたとき、何とか、
更生してほしいと就労先を必死で探し、
就労先が見つかりました。
そして、いろいろありまして、彼の更生のために汗をかいてくださった就労先に関して、協力機関と信じていた公的機関から、かけられたはしごを途中で外された経験をさせていただきました。

様々な意味で忘れられない少年、忘れられれない少年です。
小さい灯火であっても、彼の見える位置に、灯し、かざし続けてあげないといけないと彼を応援する大人の一人として、思っています。

そして、対象者や対象者の周辺の幸せではなく、大人の事情を優先する機械的な制度に対して、いつか、正当に一矢報いたいと一人思っています。
それで、主体である対象者や対象者を応援しようとする支援者がさらに安心して、対象者と手を取り合える制度になってほしいです。

白眼視や敵視を非行少年に向けても、
社会は良くなりません。
真剣に怒ってくれる大人、悲しんでくれる大人、犯罪に背を向ける時、満面の笑みで見つめてあげる大人の存在が必要ですね。

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