NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

自立準備ホームの4年前の卒業生が久しぶりに訪問

自立準備ホームの4年前の卒業生が久しぶりに訪問
児童自立支援施設を経て、少年院を二度経験し、成人してから、執行猶予となったのち、ホームに来ることになった彼。
ちょうど、5年前の師走。
緊張した面持ちで紙袋を下げて、ホームのある駅に降り立った彼。
実際は人懐こく、好かれるタイプの彼は、すぐに打ち解けて、約五ヶ月の滞在でしたが、さまざまな思い出を残してくれました。
いまの仕事に直接役立ってはいませんが、ハローワークの求職者訓練で介護初任者研修取得。
毎日電車で学校通い。
続くか心配した日もありました。
施設内での成功体験を原資に、誘惑が多い、社会の中でも資格取得を果たした彼。
資格証が届いた日は一緒に喜んで写真もとった。
また、誕生日には、彼の部屋に小さなケーキをもっていった日もあり。。。
また、ある日は、友人彼女を部屋に入れてはいけないという準備ホームのルールを破って、人を入れてて、抜き打ち訪問で遭遇して、帰ってもらったり。
スタッフの誕生日には、炙りバウムクーヘンの美味しいスイーツにろうそくをつけて、買ってきて、祝ってくれたり。
いろんな思い出があります。
そういえば、今日も、チェンジングの子にでもあげてください、と塩ラーメン5袋を持参で😂
昔話に花を咲かせたのち、
インドカレーを食べに行きました。
チェンジングを出たあと、きわどいことはたくさん、ありました。
と話す彼。確かに刺青の量が増えていました。
しかし、4年後、いまはオフィスワークをしてる彼。
夢はアパレル関係の仕事に就き、デザインを学びたいと。。
母をなくし、離れて暮らす弟との再会を楽しみにしていた。弟さんが小3から会っていない。今は弟さんは高校生。
さて、今日は、彼が、顔を見せに来てくれて、本当に幸せな気持ちにならせてもらいました。
何より、彼自身も、私たちとの再会をとても喜んでくれたことに感謝します。

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