今日、少年からLINEが来て、実務者研修取れました!
の報告がありました!
この少年は、児童自立支援施設卒業後、家に帰りますが、虐待などで親元におれなくなり、友人の家を渡り歩きながら、バイク盗などをして非行のある状態でした。
大人に対する不信は強く、家裁調査官や刑事さん等を敵視する傾向がありました。
彼が私達の自立支援ホームで生活することになり、もう9か月~10か月ほどになります。
彼がまだ、17歳ということもあり、ホームに住みだした当初から、家賃を徴収せず、サポートしてきましたが、今年の4月からは、ソフトバンクチャリティモバイルの助成金を活用させてもらって、貯金に専念してもらっています。
ソフトバンクチャリティモバイルは、児童養護施設、または、社会的養護のもとで暮らした児童の退所後の支援に力を注いでられます。わたしたちは社会的養護のもとで暮らした児童の退所後の支援の枠で、助成金を採択していただきました。もう一名、同じく17歳で親元で暮らせない少年が介護の仕事をして、ホームで生活しています。彼は保護観察処分中の時は、自立準備ホームとして、保護観察所からのサポートがありましたが、今年1月末に保護観察を良好解除になったので、現在、彼が暮らす法人名義の部屋も今年の4月からソフトバンクチャリティモバイルの助成金を活用させていただいています。ということで、今年度、2室分のホームの家賃等のご支援を受けています。
冒頭の彼は、今年度内には18歳になりますが、すでに、正職員にしてもらっていること、また、初任者研修、実務者研修と二つ目の資格を取得出来たことは今後の生活にはずみとなると思います。
彼は自動車免許、そして、介護福祉士、取得を目指しています。
ちなみに、彼の実務者研修の受講料は、当法人をいつも応援くださっている
地元企業様からのご寄付を活用させていただきました。
社会で活躍している企業が事情があって親元で暮らせない子どもの自立や社会生活の安定のためにご支援くださっていることを本人に伝えましたが、大変、喜んで、いつか、僕もお金を儲けて、僕のような子どもに寄付しますと言ってくれました!
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