先週、少年院を仮退院したDくん。
出院した日のランチに何を食べたいと聞くと、寿司ということで回転寿司に連れて行きました。
「生きてて良かった!」と実感のこもった声で彼は語りました。
「ありがとうございます。」「ごちそうさまです。」
施設から社会に出て、当たり前のその言葉を周りの人に述べることが出来たら、本人も支える大人もプラスの連鎖が起きるように感じています。
ありがとう、ごめんなさいが言えない子どもが少なくありません。
私たちは、ありがとう。ごめんなさいが言えない子も言える子も不公平にはしていません。
しかし、ありがとう。ごめんなさいが言える子は、色んな支援者につながり、可愛がられやすく、本人が得することが多いです。
ですから、本人が得をして、幸せに近づいてほしいので、ありがとう。ごめんなさい。を言える子になれるよう、促しています。
写真の食事は、最近、自立援助ホームで提供した夕食です。
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