NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

高知新聞様に掲載されました。

高知新聞様に掲載されました。

先月、高知少年鑑別所主催で行われました拡大研修会に、当法人・野田が講演させていただきました。その時の様子が高知新聞様に掲載されました。

https://www.kochinews.co.jp/article/328830…

記事全文

人はやり直せる
少年立ち直り支援NPO理事長 野田詠氏さん(43)が、高知少年鑑別所主催の研修でこのほど講演し、昔も今も子どもの目は変わっていないと訴えた。

大阪府東大阪市の貧しい家に生まれた。何事にも自信が持てず、居場所もなく、中学3年で暴走族へ。抗争に明け暮れ、少年鑑別所では教官に飛びかかった。

転換点は、兄が少年院に差し入れた聖書と教官との出会い。「人に与えた被害は埋め戻せない。それでも埋め戻そうと生きてみろ」と教官は訴えた。

少年院を出ると、聖書を手に不良仲間を訪ね、ナイフ没収の“刀狩り”をして回った。働きながら神学校に通い、24歳で地元に小さな教会を開いた。

虐待されたり、非行歴のある子を支えるNPO「チェンジングライフ」も設立。少年院を出た子らの家や仕事を探し、120人以上と寝食を共にしてきた。

果てしなき「埋め戻しの道」―。

「親を信じない子が他人を信じるのはさらに難しい。この大人は自分と向き合えるのかを見抜く子どもの目は天下一品」「だからこそ、良いときはちゃんと褒め、あかん時はしかる。人は人との関わりの中で癒やされる」

講演を見守った教官が話した。「人は変われる。やり直せる。身をもって野田君が教えてくれた」(早崎康之)

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