
行き場がない20歳未満の若者が矯正施設から出所し、任意保護しました。
出所当日、仕事の面接に行き、採用してもらい、翌日から、出社が決まる。
所持金は二千円。これからは、お米を自分で炊き、自炊にも挑戦。
法人から、食費1日千円をサポート。折々に触れ、
食材を差し入れし、しばらくは家賃も光熱費もサポート。たまに外食や銭湯に連れてってもらうことも。
初日は、作業服屋さんで、作業服、上下2セットに安全靴とインナー。
それからしまむらで、着の身着のままで迎えた為、ズボン2着、長袖シャツ、トレーナーなど2着ずつ。他、調味料やお皿や日用品、ざっと5万は超える。人を受け入れる際、多少差異はあるが、これくらいお金はかかる。
夜はスタッフと買い物に行き、生姜焼き。
いただきますと手を合わせる若者。
自分で炊いたお米で生姜焼きとご飯をかき込む。
※チェンジングライフが所属する日本自立準備ホーム協議会で単年ではあるが、赤い羽根居場所支援の助成、また、内田基金による助成があり、入所時、所持金が少ない入所者のためのスタートアップ助成(協議会加盟の事業者に限り、矯正施設等から準備ホーム等に帰住時の作業服や通勤自転車、衣服、日用品支援:1万8000円上限)に申請予定。
今回、若者を迎えたシェルターは、自立準備ホームでも登録してはいるが、今回任意保護。今、騒がれている委託無しとはまた違う以前からの事情がある。
一つ一つ複雑な背景、個別事情があり、一様には言えないが、騙されたと思ってもサポートしてあげるべき時もあるように思う。これも立場により景色は全く異なり、答え合わせは未来にしかありませんが。
「家を建てるものたちが見捨てた石。それが礎の石になった。」(詩篇118;22〜23)

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