少年院を出て3ヶ月、仕事がんばった祝いで、
青年を回転寿司に連れて行きました。
普段、食事に誘っても、
らーめんやサンドイッチが多いですが、
本人の心のオーダーにこたえて、今日は回転寿司に行きました。
「帰って来てから寿司連れて来たんはじめてやなあ!」
「いや、前に一回連れていってもらいました。」
「あ、そうか。出院して2日目に祝いやといって、行ったなあ!」
などいいながら、店に入りました。
パネルを見ながら、彼は注文していました。
実に一生懸命、注文していました。
そして、彼は実に幸福そうに、寿司を頬張っていました。その顔を見て、私も幸せホルモンが出たのか、幸福な気持ちになりました。
当ホームでは、出院して、暮らすことになった若者には、暮らしている間、自立のためと、
給料の半分は貯金として預かります。
それは在院中から、面会で話し合って、そのようにしています。現在、彼は、3ヶ月で、25万ほど貯めました。
早ければ、2ヶ月後には、近所で、部屋を探し、自立予定です。来月からは、部屋探しも始まります。
ホームでは、令和3年度WAM助成(https://www.wam.go.jp/hp/)
に採択され、3室分の1ルームハイツを確保し、プラス、緊急住居確保で、新年から、18歳未満の出口がない少年の住まいを提供しています。
後、3室は、寄付や法人負担で、ハイツを借り上げ、さまざまな状況にある、青少年が暮らしています。
みな、課題が違います。
十人十色てす。
みな、必死で生きています。伸び悩んでいる子もぃます。心が揺れて前に進めないという苦しみの中にいる子もいます。
まずは、生きてくれていることに感謝です。
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