自立援助ホームでの宿直明けの土曜午前。
子どもたちは三々五々、クラブや学校、遊びに出かけ、ある子どもは部屋でゆっくり過ごし、この時間は少しは、スタッフも一息つける時間。そんな一時をかき消す、大きなノック音が玄関から聞こえてきた。
2人とも、自立援助ホームや1人暮らしのホームの卒業生。
しばらく、歓談していたが、その内1人は首に入れたタトゥーがうっすらと確認できる程度に…。
なんと、彼女が普通のご家庭のお嬢さんなので、
いま、レーザーで消しに行ってるとのこと。
入れるより、消すほうが痛いと聞きますが
彼女のために好きで入れたタトゥーを消す。
にっこり涼しげに笑う彼。
愛は人を変えることを垣間見た今朝。
しんどい幼少期や少年期を過ごしてきた面もあろうけど、
良い会社に恵まれているし、タトゥー消す根性があれば、やがて出来る家庭も守れるだろうと期待と少しの心配をしながら、祈り心で背中を見送った朝。
ちなみに腕のタトゥーまでは消さないようです。見えるところは身だしなみ?ということですね
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