出会いと別れの桜の季節に、
五ヶ月と少し、当自立準備ホームで自立を目指して生活していたKくんが自立しました。これからは、ホームの近所に、自分名義のマンションをかり、暮らします。
引っ越しの当日、荷物を運んでいるとき、彼は改めて、こう言ってくれました。
「チェンジングライフが受け入れてくださらなければ、僕はまだ、今も少年院から出れてなかったと思います。引き受けてくださり、本当にありがとうございました。」
本当に嬉しい一言でした。
また、別に嬉しいことがありました。今日、写真のお米が届きました。送ってくださったのは少年院の先生です。私が浪速少年院にいましたとき、よく面接してくれた先生です。こういう支えが子どもたちの未来を支えてくれています!
食べ盛りの子どもたちが多いので、本当に助かります!
嬉しいことばかりでなく、ある少年は地元と距離をおいていましたが、週末、地元の友だちと遊んでから、平日朝、起きれなくなってきています。甘やかすことにならないかと悩みながら、朝モーニングコールをし、場合によれば、起こしいく場合もあります。
スタッフも30代、40代と歳を重ねていくと、二度寝が出来ない年齢になってきて、日々の見守りの仕事をこなしながら、朝早くに少年の起床時間に合わせて、起きて、モーニングコールをすれば、そこから、ピタッと目が覚め、眠れなくなります。
悩み、葛藤の日々です。
よくモーニングコールを担当してくれるのは、シャンプーや洗剤等の日用品の買出しや柔軟剤等の詰替え補充のスペシャリスト、ミスター・リー氏です。さすがのリー氏も今朝は少年に厳しく指導したようです。
人を育てるとは正に苦楽はつきものですね。
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