
〜またまた卒業生が子どもたちに差し入れに来てくれました
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自立援助ホームの卒業生の青年がホームにお菓子や冷凍食品、カップラーメン。そして、スタッフさんにと、コーヒーとチョコの差し入れに![]()
医療従事者として2年目の彼は、かつて進学先の寮で大型休みの期間、寮に留まることが出来ない規則で、休みの間、居所を失うという事態に在学期間、直面しました。
その度、赤い羽根福祉基金助成事業「自立援助ホームを起点とする包括的シェルター基盤整備事業」の助成により、自立援助ホームの近辺で借り上げたシェルター(3k長屋)で、彼を迎え入れ、毎学期の節目を支えることが出来ました。
そんな彼も今は地域医療を担うひとりとなっていて、自慢の卒業生です。
若者が夢を追いかける途上で想定外の障壁が次から次と前途を阻んでくるかのようですが、地域において、若者たちが何かあったときに、雨宿りできたり、次のステージに向かうための中長期の隠れ家的なシェルターが点在していれば、どんなに良いことが…。
実際の現場の感覚でいうと、問題や巻き込みを起こしてしまう若者も稀に迎えます。「トラブル、エラーが起きた。」「多大な悪影響がもたらされた。」
そこで、スタッフがもう駄目だとさじを投げれば、「居場所」そのものが無くなってしまいます。
現場は綺麗事じゃ守れない。過酷で疲弊もある大変
な実態がありますが、それによって支えられ、羽ばたける若者たちがいます。
差し入れに励まされた昨夜。久しぶりに彼のために夕食を作ってあげることが出来ました![]()

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