自立援助ホームでの夕食づくりには、色々な気遣いが必要になります。
家庭においては、親が忙しければ、金曜の夕食がカレーなら翌日もカレー、日曜はカレーうどん、となる話しは、結構、複数人の体験談から聞きます。(笑)
援助ホームでは、メニューが被らないよう、
作り手(調理者)さんが工夫してくださいます。
ところで、子育ては大変といいますが、私たちの援助ホームは6名とも学生で、意図せず、ニーズの高さで迎えた結果、学生ばかりになりました。
児童自立を卒業のタイミングで、高校進学の際に受け皿となる施設が少ないとよく聞きます。
なぜ、少ないかは、児童自立は、ケアニーズの高い児童が多くいて、児童自立出身というだけで、処遇困難児というきらいがあるため、受入施設が少ないようです。
しかし、それは、現場にいれば、なぜ、そうなるかは、痛いほどわかります。
1ルームのほうでは、少年院を出てその後の暮らしを支えている者3名と他府県からの一時保護1名、また、一念発起して自立を目指している若者1名とで、合計5名が現在、在籍しています。
月末には、1名少年院から少年が仮退院予定です。
さて、1ルームで暮らしている若者の中には、行く先々の施設で大人とぶつかり、措置変更を繰り返してきた若者もいて、やはり、処遇困難な少々頭痛がする毎日を送っています
覚悟を決めて、動じず、気持ちの余裕をもって、スタッフと力をあわせて、見守っていきたいと思います。
※2枚目の写真は、最近、毎週、調理をしてくださる隣県の実業家クリスチャンのFさんの奥さま直伝の手料理で、子どもたちからの好評を得ています。
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