社会的養護が必要な非行少年の自立支援とともに、少年院等から出て来た青少年の自立支援で日々、走りまわっております。そのような日々の面談の合間に、代表野田は、保護司会研修会、少年院、教育関係や警察関係での非行防止の集まりでも、講演いたしております。その時の一部の様子が記事になりました。よろしければご覧ください。
以下記事より
非行少年の再犯を防ごうと「再非行防止(立ち直り支援)」をテーマにした研究会がこのほど、神戸市中央区の兵庫県警本部であった。少年らを支援する牧師野田詠氏(えいじ)さん(42)=大阪府東大阪市=が自身の経験や課題などについて講演。学校関係者や警察署の担当者ら約140人が耳を傾けた。
県警によると2017年に摘発された14歳以上の少年は1457人。近年減少傾向だが、そのうち約4割が再犯者だ。
野田さんは少年時代、集団暴走などで4度逮捕され、少年院にも入所。兄が差し入れた聖書をきっかけに「悔い改め、仲間を犯罪者にしたくない」と考えるようになった。24歳で牧師となり、NPO法人「チェンジングライフ」代表として少年院を出た子どもらに住居や就労の支援を行う。
講演で「非行少年たちは狭い友人関係の中にあり縁を切りにくい。反社会的集団に温かさを感じてしまうような環境に置かれている」と指摘。「一歩踏み込んで接してくれる大人の存在が大切」などと話した。
このほか、非行から立ち直った少年3人と、それを支援した県警担当者らによる座談会もあった。
(石川 翠)
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