昨日、援助ホームの宿直の出勤前、
自立準備ホームで受け入れた青年のアフターケア訪問をしたのち、車を走らせていたら、見知った2人の若者の姿を前方に確認。
1人は、今年二十歳になる若者。彼は16歳のときに、保護観察処分を受け、当自立準備ホームに来た。乳児院から児童自立、鑑別所と渡り歩いてきた。
もう1人は、最近17歳になった少年院を今年2月に仮退院してきた若者。
2人とも、介護の仕事をしていて、休みが重なったのだろう。
午後4時過ぎに、近所の喫茶店でアイスコーヒーを飲んだ帰りの様子。
バッタリ会って、お互い照れ臭そうに挨拶。
とても、微笑ましかった。
そんな様子を後で、妻に話すと一言。
「人はされたことをするね。」
そういって、妻と今年二十歳になる若者の成長を喜んだ。
傷つけられ、心が傷ついていたら、人を傷つけてしまう。
まして、本来、信頼しか抱けないはずの親からの傷つけは尚更。
二十歳の若者は、私たちスタッフから、可愛がられ、とっかえひっかえ、喫茶店に連れて行かれてきた。
それで、彼は若年寄のように、昭和な喫茶店が大好きになったようだ。
そして、17歳になった若者を連れて、また、喫茶店へ。
人はされたことをしてしまう
良いことも悪いことも。
そんなことを感じる1日でした。
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