今日は和歌山の丸の内拘置支所に、
2名の方の面会に行ってきました。
二人とも、家庭環境がよくなく、
小さい頃からの施設暮らしとのこと。
一人の青年は、父親は犯罪をおかし、いなくなり、母親も5歳の頃に薬物で逮捕され、家族が離散したとのこと。
今回は、薬物事犯で刑務所に行きますが、
引き受けてくれる人がいないため、
刑務所も満期になるのではと、
悩んでいた21歳の苦しい胸のうちを吐き出してくれていました。
この青年の力になりたいと、1法人が願った場合、何ができるのか。
そんな思いを胸に、和歌山駅へ、
徒歩で向かう帰り道。
決して決して、他人事ではない。
社会的養護の中で育まれ、適応しきれなかった子どものある一つの成長した姿。
「おかえり。」と迎えるために、
様々な準備をしていこうと頭を下げる覚悟をした今日この頃でした。
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