NPO法人チェンジングライフ

貧困や非行等の理由で自立困難な状況にある、青少年の自立支援をしています。

「高知少年鑑別所拡大研修会と四国少年院講話」

「高知少年鑑別所拡大研修会と四国少年院講話」

「高知少年鑑別所拡大研修会と四国少年院講話」

当法人、野田が、高知少年鑑別所主催の拡大研修会に再非行防止についてをテーマに講演をさせていただきました。

非行や問題行動のある子どもを取り巻く、鑑別所の先生方、教育委員会ならびに少年補導センター、市の健康福祉部、保護観察官、家裁の首席調査官、弁護士など、実務のスペシャリストの方々が来られていました。

 高知少年鑑別所で統括を勤めておられるS先生は野田の浪速少年院時代の恩師でもある先生です。また、鑑別所長さんは2年前、大阪矯正管区でお勤めになられていた折、現在、法務省の少年矯正課長K先生とともに、当時、チェンジングライフのホームに視察に訪れてくださった経緯がありました。

子どもたちの未来のために、共に学び、学んだことをどう目の前の子どもたちに生かすことが出来るか、学び合い、考え合うひと時を過ごしました。

研修会後の懇親会(意見交換会)にも、たくさんの方々が来られ、さらに、議論を深め、親交を深め、連携を深めることが出来ました。

翌日は、県をまたぎ、香川県善通寺市にある四国少年院で院生対象の講話をしました。

院生たちは真剣に耳を傾けていました。

この四国少年院の元院生で3年前、よく関わった子どもがいました。彼のことを思い出しながら、講話をしました。自然と話に熱が入って行きました。

四国少年院の斎藤院長先生は、院生一人一人のことをよく把握され、気にかけておられる先生でした。また、尊敬できる方との出会いを与えられました。

その後は、隣町の自立援助ホームにも、90分ほど、見学に行かせていただきました。こちらの援助ホームでも、被虐待児だけでなく、非行児も受け入れておられ、大阪と香川で連携できることはないか意見交換をさせていただきました。

今回の講演の旅を通して、新たな出会いも与えられ、さらに生きづらさを抱えた子どものために県域を越えた連携に発展していく予感を得ました。

 

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